ピースプロジェクトは、震災等で被災した方々、特に子供たちを支援するNPO法人。 みなさまのご支援・ご寄付で全国の被災者を支援いたします。

格闘家・那須川天心とともに、養護施設等で生活する子どもたちの明るい未来を考える。
それが「天心ファミリープロジェクト」のメインテーマです。

平成28年10月の時点で、日本全国に養護施設は603ヵ所あり、定員32,613人に対して、在籍している子どもたちの人数は27,288 人となっています。
かつて「養護施設＝孤児院」的なイメージがありましたが、それも今は昔。現在の養護施設で暮らす約９割の子どもたちは「親がいるけれど、何らかの原因で一緒に暮らすことが出来ない」というのが実情です。現在社会問題になりつつある児童虐待や育児放棄で避難してくる子どもたちの生活の場になっているといえるかもしれません。

養護施設での生活は高校卒業までと規定されています。高校卒業と同時に退所させられるというのが一般的なパターンです。中にはそのまま自活できる逞しい子もいますが、生活力がないまま社会に放置される子供も少なくありません。そんな環境で育つ子供たちに私たちは何ができるのでしょうか。

お金や物を与えるのは簡単です。でも、お金や物は消費してしまえば簡単になくなってしまいます。しかし、夢や抱いたり、目標を設定できる環境を作ってあげることができれば、それらに向かって充実した人生を送ることが可能になります。スポーツ、その中でも格闘技をチョイスするとしたら、現在人気絶頂の那須川天心に憧れる子供は少なくないでしょう。かつて野球少年が「俺も松井秀喜のようにやりたい」、サッカー少年が「俺も中田英寿のようになりたい」と思ったのと同じように、現在の格闘技好きの少年少女が「俺も（私も）天心みたいになってみたい」
「格闘技やってみたい」と思うのは自然の流れです。

憧れから大きな夢を抱くことは昔も今も変わりありません。
格闘技は痛みを伴うスポーツながら、自分と向き合うことで内面を鍛えることができるスポーツでもあります。誤った指導を受けなければ、格闘技で養った力を暴力に転化させることもないでしょう。このプロジェクトは養護施設で育った子供たちに“自分の居場所捜し″をするお手伝いのひとつです。格闘技を観戦したり、自分で格闘技をやってみたり、那須川天心と直接接することで一生懸命に生きることや目標を持って生きることの大切さを感じることができると我々は信じています。

本企画を通じて、未来の那須川天心が現れてくれることを我々は期待しています。

天心ファミリープロジェクト各種申し込み方法など

貴所で生活されている児童、生徒さんを那須川天心が出場する格闘技興行にご招待させて頂きます。
具体的な興行は随時このホームページ等で御案内します。
（興行名を指定されない場合は、当方で選定させていただきます）
参加していただける、参加者全員（引率の先生などを含む）の入場料、交通費、食費等を当会で負担させていただきます。
本企画の主旨をご理解いただき、是非ともご参加いただきますようお願いいたします。
（人数の都合等でご希望に沿えない場合があることを事前にご承知おきください）

また、天心ファミリープロジェクトでは、新入学児のためのランドセルをプレゼントします。
男児用、女児用に分けて申し込むことが出来ますが、準備の都合上到着希望日の60日前までにファックスしていただく必要があります。