2024.9.26
能登半島豪雨災害支援活動3日目
2024年9月26日 木曜日
9/26(木)メニュー
洋風トマトスープ、バターライス添え
計166食
(A避難所x8名、B公民館14名、C避難所x20名)
炊き出しメンバー2名なので、切る作業をできるだけ減らせる調理過程の献立を考えて炊き出し実施です。
お昼に別の団体さんの炊き出しが入る、ということでしたので、夕食提供には少し余裕がありそう、と思いましたが、皆様楽しみにしてくださっており、早くから待ってくださる方も多かったです。
さて、ピースが今回の洪水被害で炊き出し支援をやると決めたのは他ならぬ珠洲市だから、ということもあります。そんな中今日は2つ、再会がありました。
1つは1/3最初に珠洲入りしたときに炊き出しをご家族全員で手伝ってくれたお父さん、ピースがいる、としってわざわざ立ち寄ってくださいました。罹災2日後にぶり飯のおにぎりのぶりをくれたヒト、です。
そして、もう一人、夏のキャンプに参加したお子さんで今回の支援でも下校後に毎日炊き出しのお手伝いをしてくれるN君のお母さま。
N君の自宅は地震は大丈夫だったのに洪水で1.5メートルの水が入ったとのお話。
我々も初めてN君の状況を知りました。
毎日元気にお手伝いしてくれて素直で真面目なN君、地震で仮設住宅へ移ったおばあちゃんのところに家族全員で移っているとのこと、大変な毎日なのにピースノテントニ立ち寄り、手伝います!といって、ランドセルを置いてきてくれてたんだ、と思うと、言葉が出ません。
お母さんは『家のものを1日かけて片付けて心も身体も疲れて戻ったときに食事があるのがほんとうにありがたいです』とおっしゃったあと、『ここに来て我が家がこんなことになって、このさきどうすればいいかわからなくて。親が辛い、しんどいところをこどもに見せたくないから家では泣けなくて』と話しながら号泣されました。
私たちはお食事を作って寄り添うことしか出来ませんが、そのピースを後ろから支えてくれる人たちがいて、
その人たちも含めて、みんな珠洲を、このエリアを想っていますよ、とそう伝えるのが精一杯でした。
ピースはこのような寄り添える活動を継続していきます。
皆様のご支援、どうかお願い申し上げます。
【本日の活動内容】
夕食提供 洋風トマトスープ、バターライス添え
提供数166食
**************************************
ピースプロジェクトの活動はすべて皆さまからのご寄付によって運営されています。
活動にご賛同いただける方は次の方法でご寄付いただけると幸いです。
●銀行振り込みによるご寄付
三井住友銀行 人形町支店
普通預金1338334
振込名義:特定非営利活動法人ピースプロジェクト
『トクヒ)ピースプロジェクト』
※お振込みのあと、webmaster_pp@peace-project.net 宛にお名前(フルネーム)とご住所をお送りください。
●クレジットカードによるご寄付
http://peaceproject.thebase.in/
2024.9.25
能登半島豪雨災害支援活動2日目
2024年9月25日 水曜日
9/25(水)メニュー
チキンカレー
(A避難所x8名、B公民館14名、C避難所x20名)
本日は昨日の現地情報で予想と異なり避難所にお弁当が出ていなかったので汁物だと物足りないこと、この支援では他の団体の炊き出しが少ないのでメニューが被らないこと、そして、今日はメンバー2名になることからメニューはカレーにしよう!と決めたものの、空港になかまをおろしてからの買い出しに時間がかかってしまいました。
それでも避難所のさっちゃんが、自分が来られないけども、代わりに、とスーパー助っ人を送り込んでくださり、もうスピードで下拵えを終えました。
が、200名分二鍋の煮込むのには時間がかかってしまい提供が17時、とかなり遅れてしまいました。お待たせして本当に申し訳なかったです。。。
提供時には、避難所の小学校に通う、夏のキャンプに参加した子供たちが駆けつけてくれて盛り付けを手伝ってくれました!しかも、そのうちの一人は昨日の再会後にとっても素敵なお手紙まで書いてきてくださって!
さらに、正福寺の、かなこさんもご自身の予定を終えて駆けつけてくださり、提供開始!
大変申し訳ありませんでしたー、と提供ご案内すると、お待ちいただいた皆様、ありがとう、って答えて下さいます。
さらに、炊き出しを知ったご近所のかたから使ってください、とお米30キロご寄贈いただきました!玄米だったのを精米までしてくださって、感謝しかありません!大事に使います。
支援に来たはずが、皆様にサポートされまくっているピースですが、明日もまた頑張れるね!と1日を締めくくりました。
【本日の活動内容】
炊き出し支援活動
チキンカレーライス
160食提供
協力、認定NPO法人AARジャパン
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ピースプロジェクトの活動はすべて皆さまからのご寄付によって運営されています。
活動にご賛同いただける方は次の方法でご寄付いただけると幸いです。
●銀行振り込みによるご寄付
三井住友銀行 人形町支店
普通預金1338334
振込名義:特定非営利活動法人ピースプロジェクト
『トクヒ)ピースプロジェクト』
※お振込みのあと、webmaster_pp@peace-project.net 宛にお名前(フルネーム)とご住所をお送りください。
●クレジットカードによるご寄付
http://peaceproject.thebase.in/
2024.9.24
能登半島豪雨災害支援活動1日目
2024年9月24日 火曜日
9/24(火)メニュー
具だくさん豚汁x130食
おにぎり215食
昨日は能登入り移動のみになってしまいましたので、朝から気合い十分でスタートです。
まず、避難所の小学校の先生に『お互いにこんな形で再会とは。。。』とご挨拶。その後、お借りするテントで支度を始めると、給水車のお水を取りに来た在宅避難の方々から『ピースさん、また作ってくれるの?何時から?』
と声をかけていただき、とてもありがたかったです。
今回は3名、やれる範囲の形でやろう!と昨日道中話し合い、夕食のお弁当が出ている、との情報から避難所の方にはお野菜の多いスープ、在宅避難の方々や、仮設住宅の方々にはおにぎりをつけてお出しすることしました。
3人で不安でしたが調理開始と同時に
ピースの珠洲メンバーとも呼べる、正福寺ご夫妻、さっちゃんがかけつけてくださり、お手伝いしていただいたおかげで仕上げることが出来ました!
提供時には地震後避難所にいた方たちからと再会。口々に声をかけていただきました。反面、『洪水で家がだめになって』とおっしゃる方も本当に多く、今回の被害の大きさを感じました。
【活動内容】
炊き出し支援活動
具だくさん豚汁x130食
おにぎり215食
皆様からのご支援もどうかお願い申し上げます。
協力、認定NPO法人AARジャパン
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ピースプロジェクトの活動はすべて皆さまからのご寄付によって運営されています。
活動にご賛同いただける方は次の方法でご寄付いただけると幸いです。
●銀行振り込みによるご寄付
三井住友銀行 人形町支店
普通預金1338334
振込名義:特定非営利活動法人ピースプロジェクト
『トクヒ)ピースプロジェクト』
※お振込みのあと、webmaster_pp@peace-project.net 宛にお名前(フルネーム)とご住所をお送りください。
●クレジットカードによるご寄付
http://peaceproject.thebase.in/
2024.9.2
『イナズマSpirit 』in 珠洲市 開催レポート
日時 2024年8月31日13:10〜18:15
場所 石川県珠洲市『ラポルト』及び飯田高校
内容 飯田高校(生徒数230人)学園祭『飯高祭』にゲストとして参加。鈴木千裕選手による『稲妻メンタルによる悩み相談』、キックミット披露、直筆サイン入りTシャツプレゼント及び懇親
10:00 ANA747便でのと里山空港入り、LA GYM 会長にお出迎えいただく。
10:45 珠洲市内到着、宝立(ほうりゅう)地区(津波被害があった)、飯田地区(以前鈴木選手が視察した場所)を視察、3月に視察した時のあまり変わっていない状況に驚く。
11:50 宿泊先である『正福寺』で昼食
12:45 『飯高祭』の会場(ラポルト)に到着後、担当教諭(牧野先生)と打ち合わせ、当初13:10〜の参加がプログラムの遅れで14:10〜となる
14:10 牧野教諭の案内でプログラムスタート
① 千裕選手によるミット披露(ミットは藤田 琉樺選手)
② ピースプロジェクト加藤による「鈴木千裕選手が珠洲市を訪問する由縁エピソード紹介」
③ 千裕選手による『“お悩み相談”with 稲妻メンタル』
④ ジャンケン大会での直筆サイン入りTシャツプレゼント大会
珠洲市の生徒は基本的にシャイで中々相談を打ち明けたり、挙手をしないので、千裕選手から指名して発言してもらいました。その代わり発言してくれた人にはTシャツをプレゼントさせていただきました。
持ち時間30分でしたが、結局40分以上使うほど盛り上がり、盛況に終えることが出来ました。
締めの言葉として、鈴木千裕選手から「どんな時でも前向きに生きて欲しい、人の悪口を言わないでスーパーポジティブな生き方を送ってください」
ピースプロジェクトからは「今回の震災で皆さんは全世界から様々な支援を受けたと思います。今度、どこかで災害が起きたら、手を差し伸べる事が出来る人になってください」と送らせていただきました。
Tシャツへのサインは学園祭のプログラムが終わるまで待つ必要があり、2時間近く楽屋で待ったのは愛嬌と言う事でご理解ください。
当選者のTシャツにサインしながらも、千裕選手から「将来何になりたいの?」とかの質問で生徒達との距離をグッと縮めてくれました。
中には「就職するか、進学するかで悩んでる」と言う生徒もいて、千裕選手なりに真剣に向き合って対応してくださいました。
その後、飯田高校へ場所を移し、2階の教室をお借りしてLAジムによるミット体験、鈴木千裕選手と生徒の“ふれあい“タイムとなりました。
ここでも、最初は遠巻きに見ていた生徒たちでしたが、直ぐに教室溢れる程になりました。
生徒からは
「こんなに身近に来てくれるなんて信じられない」
「真剣に話しを聞いてもらえて嬉しかった」
「画面で観るより、温かみを感じた」
等々の前向きな意見が聞こえてきました。
教頭先生からは、
「多くの生徒が地震、津波の被害を受けています。今回の学園祭はその苦難を乗り越える為のきっかけにしたかった。そう言う意味でも格闘技のチャンピオンが直接会いに来てくれて、生徒たちに声をかけてくださったのはとてもありがたいです」
とのお言葉をいただきました。
9月1日
朝6時半に宿泊である『正福寺』を出発、能登半島のもうひとつ大きな被災地『輪島市朝市』を視察に行きました。
震災から8ヶ月、ようやく火災の跡地整理が始まり、瓦礫が撤去され更地に近く状態になっていました。
亡くなった方の住居跡に残された花がすべてを物語っています。
この後、のと里山空港に移動し、帰京しました。
台風10号の影響で開催が危ぶまれた今回のプロジェクトですが、千裕選手の『稲妻パワー』で台風を跳ねのけて奇跡の開催となりました。
開催にご協力いただきました、RIZIN、KNOCK OUT 、飯田高校の皆さん、LAジムの皆さん、インスピリット、正福寺、珠洲市の仲間にあらためて感謝申し上げます。
※ 『イナズマSpirit 』とは鈴木千裕選手とピースプロジェクト、格闘技ブランド『インスピリット』が立ち上げた支援活動です。
困難な状況にある子どもたちや被災地への支援活動を行うことを目的としています。
『どんな困難な状況にあっても千裕選手流『稲妻メンタル』があれば乗り越える事が出来ると言う信念を伝えていきます。
2024.6.26
『ピースプロジェクト』2023 年活動報告書を公開しました
2023年1月1日から2023年12月31日までの活動をまとめた活動報告書を公開しました。
ぜひ、以下リンクよりご覧ください。