2024.3.28
能登半島地震被災地の支援活動第8弾2日目(後編)
2024年3月28日 木曜日
AARジャパンと共同で開始した能登半島地震被害の支援活動第8陣2日目無事終了しました。
午前中に手描きバナープレゼントのサプライズで始まった2日目の活動です。
午前中には他県から派遣されて来た看護師美女の方々にもお手伝いいただきました。
春らしい『ちらし寿司』に花見団子を添えて目と口で楽しんでいただけたと思います。
午後は恒例の『地元野菜がたっぷり入ったカレーライス』の仕込みで大忙しでした。
提供数が増えた事もあって、大型調理器具『賄いくん』を復活させました。
この『賄いくん』は灯油を使い灯油バーナーで強力な火力で300人分の煮炊きを一気にこなす超強力調理器具です。
今日から避難所Bへの夜提供が無くなったので、「少し多いかな?」と思うくらい作ったのですが、最近では考えられない220食提供させていただきました。
夜に避難所の隣にある『自衛隊風呂』に入りました。
6人くらいが定員で20分くらいで入れ替わる感じで入浴します。
湯船は深くて気を抜くとお湯が口に入ってきます。
お風呂でいつも食事を取りに来られる方々と少し会話したんですが、「明日のかつ丼を楽しみにしてます」とか、メニューの写メが回覧状態で、「金曜日はかつ丼らしいよ」と多くの方が楽しみにされていると聞きました。
150食用意する予定だったのですが、『これは絶対足りなくなるな』と感じてるいます。
当日手配でどこまで増やせるか(汗)
とにかく頑張ります
と言う事で、本日の
夕食メニュー;『地元野菜がたっぷり入ったカレーライス』
・避難所Ax220食
提供させていただきました。
協力、認定NPO法人AARジャパン
2024.3.28
能登半島地震被災地の支援活動第8弾2日目(前編)
2024年3月28日 木曜日
AARジャパンと共同で開始した能登半島地震被害の支援活動第8陣2日目ランチ提供しました。
ランチ炊き出しの準備していたら、卒業生と来週転勤が決まった校長先生から嬉しいサプライズがありました。
何と全校生徒、教員直筆の『感謝のバナー』をいただいてしまいました。
皆んなからのあたたかい“想い”がぎっしり詰まった素敵なバナーです。
ピースプロジェクトにかかわるすべての人への素敵なプレゼントでした。
そして今日のランチは、少し“春”を感じて欲しくて『ちらし寿司、花見団子、ワカメのすまし汁』でした。
配膳時、小さな花見団子が添えられてるのを見た人から「わぁ可愛いくて食べるのもったいない」との声もあがってました。
『ちらし寿司』は少し手間がかかるので、朝早くからの作業でしたが、今日も美女軍団と看護師のおふたりのおかげで手際よく配膳まで進める事が出来ました。
美女軍団の皆さんいつもありがとうございます。
そしてなんと、今日のランチは驚異の107食提供となりました。
しかも12:10には完売です。
ありがたいけれど、数人の方に「完売しました」と謝らなければならず若干心苦しく感じました。
と言う事で、本日の
ランチメニュー;『ちらし寿司、花見団子、ワカメのすまし汁』
・避難所Ax107食
提供させていただきました。
協力、認定NPO法人AARジャパン
2024.3.27
能登半島地震被災地の支援活動第8弾1日目(後編)
2024年3月27日 水曜日
AARジャパンと共同で開始した能登半島地震被害の支援活動第8陣最初日無事終了しました。
お昼のミートソーススパゲッティであれほど行列が出来たものの、夕食は市から“お弁当”が提供されるようになったと聞いて「150食以上提供出来る食材買ったのにどうなるんだろう」と不安しかありませんでした。
お弁当は避難所にいる人、在宅避難の人あわせて170個届きました。
そんな心配を吹き消すかのように、牛丼を作ってる外テントに覗きにきて「何時からですか?」と聞いてくれる人が何人も来ました。
どうやら避難所に張り出した『炊き出しメニュー』が写メで地域に拡散されているそうで、割と遠くから取りに来る人が増えたみたいです。
もちろん皆さん家は崩壊していて、でも避難所には入りたくないと言う人ばかりです。
配膳している最中に『この勢いだとご飯足りなくなるかも』と感じて、慌てて3度目の炊飯開始(5キロ)。
炊飯待ちの人もたくさんいて、結局トータル170食と言う記録になりました。
私たちの夕食分まで無くなったので、汁を持ち帰って雑炊にしていただきました(この雑炊もめちゃくちゃ美味かった)
何しろ料理担当の太郎さんが事前に研究しててくれて、タレをカラメル作りから始めるこだわりようです。美味くない訳がありません。
夕食にも『美女軍団』お2人に強力していただき、『新玉ねぎのスープ』を作っていただきました。
と言う事で、本日の
夕食メニュー;『牛丼と新玉ねぎスープ』
・避難所Ax150食
・避難所B×20食
合計170食
提供させていただきました。
協力、認定NPO法人AARジャパン
2024.3.27
能登半島地震被災地の支援活動第8弾1日目(前編)
2024年3月27日 水曜日
AARジャパンと共同で開始した能登半島地震被害の支援活動第8陣最初日スタートしました。
昨日のうちに金沢に入り、炊き出しの材料を買い出しして、ここ珠洲市に入って備えましたが、実は活動メンバーが加藤と鰓呼吸チームの太郎さんの2人だけでスタートすると言う危機的状況でした。
そんな時、珠洲市のホームセンターで偶然出会ったTさんから電話があり、「東京から来てる若手男性がボランティアしたがってるけどピースさんの炊き出しでどう?」と渡りに船のお申し出をいただきました。
さっそく買い出し終えて珠洲市で合流しました。八王子出身、現在羽田空港近くに在住の26歳、R大卒の元気な若者でした。
で、ランチの『ミートソーススパゲッティ』の準備にかかったのですが、手配してあった『ミートソース』が何と“トマトソース”だったと言うチョンボが発覚
急遽、近くのスーパーを駆けまわり、ひき肉を買い集めて『ミートソース』を作成、事なきを得ました。
ボランティアとして参加してもらってる『美女軍団』からはDさんが息子さんまで連れてきていただき、今日は人手が充分な状態です。
が、29日から美女軍団の2人がいなくなるそうで、またもや危機的状況になりそうです(汗)
そして何より驚いたのが、提供時間前から「何時からいただけますか?」や「在住避難ですけど炊き出しいただけますか?」と言う質問が多く、避難所近くで何人もがお待ちくださる状態に
慌てずに『避難所の人数分』を先に確保してから行列してもらい必要数を提供しましたが、最近のランチでは最多の120食を提供する事が出来ました。
本日の
ランチメニュー;『ミートソーススパゲッティ』
・避難所Ax120食
提供させていただきました。
協力、認定NPO法人AARジャパン
2024.3.15
能登半島地震被災地の支援活動第7弾最終日
2024年3月15日 (金)
AARジャパンと共同で開始した能登半島地震被災地の支援活動第7弾、最終日終了いたしました。
昨日に続き、炊き出しテントが飛ぶのではではないか?というほどの朝から強風の避難所です。重りをつけていますのでテントは大丈夫でしたが、時折テーブルは持ち上がるほどでした。
第7陣の昼食に他団体の方が提供した焼きそばが被ったため、急遽最終日のお昼を変更したメニューです。避難所の方々からも「ナポリなんとか、って何?楽しみだ」と尋ねられましたが、太麺で作ったナポリタン、チームもほぼ皆初めての体験。これが、意外にもモチモチしていて、かつ太麺なのでお箸で召し上がっていただける一品となりました。
ご寄贈品に「リンゴのコンポートがあるので是非ピースさんで使ってください」と避難所の管理をされているKさんより伺ったのでヨーグルトとミカンの缶詰も加えて「フルーツサラダ」としてお出ししました。時節柄、果物ミカンの季節が終わって、フルーツがあまり支援品として届いていないとのこと、女性が多い避難所ということもあり、とても喜んでいただけて何よりでした。
普段は昼食提供・調理器具の片付け等ひと段落したところで、チームも昼食をいただき、夕食準備まで少し時間があるため、小一時間ほどの休憩をとる時間があるのですが、今日は昼食提供チームと、精鋭美女チームを含む夕食先行準備チーム、在庫チェック、最終日作業担当に分かれて、合間に昼食をいただき、それぞれが並行して動きました。
というのも、拠点の小学校エリアの通常の給食が新年度にスタートするとのこと(なにより!!)、
私たちが使わせていただいている調理室の入口にあるエレベーターを使って学校給食担当の方がセンターから届いた給食を子どもたちが使っている3Fへ届けるのに活動時間も動線も被ってしまうことから、ピースは調理室の使用をやめて、支援物資が置かれていた空き教室へ移動することとしたので調理器具、器資材、調味料等のお引越し作業、活動最終日の一時撤収作業と盛りだくさん。
夕食先行チームは「親子丼」の野菜カットに続いて、大量の鶏肉に下味と着実に火を入れるために鉄板で香ばしく炒めてから肉が固くならないように直前にたれと玉ねぎを煮詰める、というひと手間をかけました。
親子丼の鶏肉に加えて入れたのが「油揚げ」。これは地元スーパーの社長さんから「地元の豆腐屋さんが再開して作っている油揚げがあるのですが、大手メーカーのものと比べるとお値段が少し高いけどどうしますか?」と聞かれて、迷いなく「地元産でお願いします」とオーダーしたものです。
ピースプロジェクトの支援活動において、「被災地でなるべくお金を使うこと」は金額としては少ないかもしれないけれども少しでも地元へ還元しよう、という理事長の一貫した想いでもあります。
そんな油揚げを丁寧に油抜き処理を済ませた後は、実は120人分の親子丼具材を作る際の「最後の難関」ともいえる、大量の卵(実に230個)をいかにトロトロに仕上げるかも課題です。料理長太郎さんによる素晴らしい手法によって(企業秘密にしたいくらい)半熟以上、でも卵のとろみが味の染みた鶏肉に絡んだピースきっての自信作になりうる、特上の親子丼が仕上がりました。
さらに美女精鋭チームのSさん、親子丼に添えるお新香を購入できなかったことを知り、在庫の切り干し大根を使って副菜の酢の物を仕上げてくださいました。これで栄養バランスも格段にアップ!!
さらにさらに久しぶりに子供たちがお手伝いに加わってくれて、とても楽しい提供の場となりました。
4日間の活動期間はあっという間に終了です。
第8弾は少し間をおいて体制を整えてからの3/27~3/30を予定しています。
昼食:ナポリタンそば、フルーツサラダ x 91食
夕食:親子丼、ネギとわかめの中華スープ
・避難所Ax125食
・避難所Bx20食
合計145食
協力、認定NPO法人AARジャパン