能登半島地震被災地の支援活動第7弾3日目
2024年3月14日 (木)
AARジャパンと共同で開始した能登半島地震被災地の支援活動第7弾、3日目レポート。
今日は風が強い、という表現では足りないほど、避難所の体育館が揺れるほどの強風でスタートしました。
地元スーパーに予約オーダーしていた昼食に予定していたサンドイッチのパンが納入されていない、という連絡が買い出し直前にあり、ちょっとしたハプニングがあったものの、チームの青カツさん、料理長太郎さんが初日の焼きそばを4日目に転用するアイデアを昨晩出してくれていたこともあり、差し代えたメニューのホットドッグを急遽提供することとなりました。
そんな中、小学校はついに卒業式を迎え、厳かに式は執り行われた様子でした。午後、校長先生にお話を伺ったところ、「昨日の予行練習の時までなかなかできなかったのに、今日の本番で初めて、全校生徒がこれまでで一番の成果を見せてくれたんですよ」と目を潤ませながらお話ししてくださいました。
事前に卒業式後は給食はなく、こどもたちも昼食が必要、とのことでしたので毎日の昼食提供数よりかなり多めにホットドックを用意していましたが、12時の提供前から列ができ、避難所で生活されている皆さん、そして小学校の子どもたちは昨日に続いて朝早くから準備したりとおなかがすいていた様子で、「おかわりの2本目、いいですか?」と遠慮がちに聞く子もいて、あっという間にホットドッグはなくなりました。温かいミネストローネも一緒にお出しして、お野菜補給。
卒業式後先発チームが帰京し、夕食の豚汁づくり。
精鋭美女チームのお手伝いで数種類の野菜があっという間にカットできました。本当にこのお手伝いは毎回頼りすぎてはいけないな、と思いつつ、結果頼りっぱなしです。
具だくさんの豚汁は久しぶりにピースの持つ大鍋ふた鍋分、仕上がりました。
強風がずっと吹き荒れた1日の最後に、温かいお食事をお出しして、3日目も終了しました。
昼食:ホットドッグ・ミネストローネx 120食
夕食:炊き込みご飯と豚汁
・避難所Ax120食
・避難所Bx20食
合計140食
協力、認定NPO法人AARジャパン