サンタプロジェクト

クリスマス当日。茨城県日立市にある『日照養徳園』と言う児童養護施設でクリスマスイベントとして「サンタプロジェクト」を行って来ました。こちらでは生後3ヶ月の赤ちゃんから高校3年生までが暮らしています。こちらの高校生の何人かは『天心ファミリープロジェクト』に参加してくれているので、ピースメンバーの顔も知ってるし、キックボクシングにも興味ある子がいるのですが、残念ながら今日はワクチン接種日でまだお留守の時間帯。。。初めて会う小学生の子どもたちのほとんどが「なんだろう?」と訝しみ、小さい子供たちの反応としてはいたって正常な反応です。だっていきなり会ったことない大人がたくさん来て、何をするのかわからない状況なわけです(汗)。まずは今回プレゼントとして「ブーツスナック」をご支援いただいた梅崎サンタからお菓子をどうにか受け取ったものの、キックボクシングどころか集まっていいものかどうか、という状況からイベントスタート!

それでは、と言う事でピースプロジェクトイベントでは多岐にわたってご協力いただいている、テッペンジム会長の那須川天心選手のお父さん、そして先日RISEのチャンピオンになったばかりの風音選手に中庭に出てもらって、ミット打ちのデモンストレーションを実施。いきなり“バンッ”“バシッ”と大きな音に驚いて子どもたちが集まって来ます。「体験してみたい人⁉️」と呼びかけて一人、二人、とグローブをつけて、「利き手はどっちかな?」「じゃあこうやって構えてみよう」「こっちがジャブ」「反対がストレート」「次は蹴るよ~」と体験会がスタートです。最初はおっかなびっくりだった子どもたちが、少しずつ打てるようになり、体験を終え、風音選手のチャンピオンベルトをもって記念撮影。子供たち同士「面白かった‼️」というコメント聞いて、「俺も‼️」と手を挙げて参加してくれるようになりました。最初は「キックは。。。」とやらなかった女の子たちも次第に参加してくれたり、風音選手の次は那須川会長、と両方体験したい!とイベント最初の懸念は吹き飛び、子どもたちは仲間の体験も見守りながら「意外とパンチ強い!」「○○ちゃんがやってる!」と、とても楽しそうに過ごす様子が見て取れ、大いに盛り上がりました。

子供たちがひと通りキックボクシングの体験を済ませたところで、那須川さんからサプライズプレゼント!なんと、全員に『天心選手のサイン入りグローブ』をプレゼントしていただきました。これには子どもも職員の方もびっくり‼️さっそくグローブをはめてシャドーボクシングする子どもたち。すかさず那須川さんから「このグローブは人を殴るためのグローブじゃなく、皆んなが強くなる為の道具だから絶対に人を叩いたらダメだよ」とご指導のメッセージが伝えられました。流石、天心選手を育てた指導者、そしてこどもの保護者です。そんな中、参加してくれた女の子から那須川さんと風音選手へ御礼のお手紙をいただきました。これは嬉しい逆サプライズでした。

実はピースプロジェクトとしては初のクリスマスイベントの実施です。「子どもを笑顔にする」もの凄い手ごたえを感じました。参加した中学生からは「俺今は野球やってるけど、本気でキックボクシングやってみたくなった‼️」との話も出て、このような形でそれぞれの居場所作りのお手伝いが出来たら最高です。ピースプロジェクトはそんなお手伝いをし続ける存在でありたいと思います。

ご協力いただきました梅崎ご夫妻、那須川さん、風音選手、ありがとうございました。

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